2015 ANCHOR ROADBIKE RNC7 EQUIPE Shimano 105
（2015年 アンカー ロードバイク RNC7 エキップ シマノ 105 完成車）

独創的なアイディアでチューブから設計されたクロモリの限界に挑む最高峰スチールロードバイクです。 クロモリフレームとして理想的な応力、強度、軽さ、そして振動吸収性をスピニングバテッドとバルジ成形により引き出したネオコットフレームのRNC7 EQUIPE。 パイプを回転させて外側から絞って薄く引き伸ばす製法「スピニングバテッド」、そのパイプを金型にセットして中から油圧をかけて膨らませる「バルジ成形」、 これらのクロモリフレームを軽量化する為に生み出された最高の技術を用いたクロモリパイプをロウ付けして作られるのが「NEO-COT PRO フレーム」です　。 チューブ同士をラグで繋がず、独創的な形状のパイプを溶接したその乗り心地は、芯のある剛性感と圧倒的にしなやかな走り心地を両立しています。 フロントフォークは、クロモリとカーボンの２種を用意。10mm刻みでの多彩なフレームサイズを揃え、フルオーダーに近い優れたフィット感も実現します。 20年近くも販売され続けているロングセラーモデルで、 アンカーのプロチームがレース用機材として使用する為に開発されたフレームですから、 走行性能は「折紙付」。フレーム剛性感は現在の水準では少し柔らかめか。 これらの乗り味がロングライドやツーリングに丁度良いのです。 車体を持ち上げた時の「重さ」と実際に走った時の「軽さ」や「速さ」にギャップがあり、 クロモリフレームのバネ感を味わいつつも軽快に走るロードバイクです。 ヨーロッパメーカーのクロモリロードでも同レベルの走行性能を持つモデルもありますが、 半分程度の価格で信頼の日本製クロモリロードバイクに乗ることができます。防錆の下地処理や多重塗装が効いているのか耐久性能が非常に優れているので10～20年ぐらい乗っている人が結構います。